2021年12月9日木曜日

豊島支部 衛生講習会&スペシャル講習会

 豊島支部(稲葉孝博)では令和3年12月6日(月)午前9時半よりとしま区民センター6F会議室(池袋)にて第1部に衛生講習会、第2部スペシャルセミナーが行われ、新型コロナ対策のために各自マスク着用で室内換気を徹底し密にならないように着席してもらうなどの処置をしての実施となりました。


 第1部衛生講習会では池袋保健所生活衛生課環境衛生担当係長 西尾正博氏によって「理容店としての衛生管理」として衛生的なお店を目指して各消毒方法の資料や理容店として必要な届出と書類についてとして店の名称の変更や営業者の住所、氏名変更などで変更届を提出する必要性や方法などを説明していただきました。


また新型コロナについてマスクを着用する意味や必要性、感染者がピークの時に保健所はどのように対応していたかなど大変なご様子だった事をお話しくださりあらためて新型コロナを含め感染症対策を徹底して行わなければならないと感じました。


そして第2部として豊島支部支部長代行でもある土屋正一講師(東理同組専任講師)によるスペシャルセミナーとして「今さら聞けない人間関係~これからのIT社会の人間のあり方~」として個人や団体による考えの違いや判断基準がどう構成されているか、アルゴリズムによって行動言動が決定されているなど自分を形成している思考の分析や個人によって見ているものが違うなどを解説していただき、自我の形成がどのように行われているかで判断基準が異なっていく理由からそれぞれに正しさがあるという事を理解し話の本質を見抜き相手を認めて理解することが大切だという事を学びました。


またIT社会ではAIの進化によって映画のような社会が現実になりAIが人間に代わって仕事を行うことによって格差が生まれるなど未来の予想を示していただき理容店が生き残るために必要なのはAIに行えない人間ならではのコミュニケーション能力が必要であり他者を理解する事が大切という事を学べた講習会となりました。




✒豊島支部 文化企画部長 佐藤貴史