先生の紹介後にスライドによる昨今のお客様事情などの講義後、用意したモデルで技術が始まりました。
パナソニックのガイドコームを替えるタイプとウォールのサイドレバーで長さが調節できるバリカンで刈上げ状態を左右の頭皮で使い分けて仕上がり見せて戴きました。
バリカンの刃の長さを切り替え耳上部から始め後頭部へと段階的に刈り、接合部はミリ単位のバリカンで接合部分の重たい部分をぼかし、さらに梳鋏や鋏で調整、襟回りはバリカンだけでなく0ミリのシェーバーでぼかしレーザーで襟付けしました。
フェードと刈り上げの違いとは?簡単に言うとカットする長さが異なり、刈り上げは3mm〜15mmぐらいでカットし、フェードカットはそれよりも短い3mm以下の長さでカットしています。
フェードカットのほうが短くカットするのでグラデーションの強さだったり短い部分の肌の露出が大きくなります。接合部では上から下からスナップを効かせ小まめにかける事が重要だそうです。
トリマーでぼかし部分のラインを目立たなくなるように幾度となく消してを繰り返し、最後は鋏と櫛でトップ、サイド、フロントをカットし整え、昨今話題のサイクロンのドライヤーを使いボリューム感のあるヘアースタイルに仕上げました。
常に髪を短くしておきたいお客様には来店の回転率のいいヘアスタイルではないかと思います。
✒足立支部 広報 小泉久夫