3月8日(金)午後8時30分より足立区梅島駅前の理容フレンド・野口政勝先生のサロンに於いて組合員38名と多数の組合員が見守る中で東理同組講師・川越 剛先生を招き講習会を開いて戴きました。
従来のパーマだとお客様の要望と技術者のデザインで全体にワインディングしカットとセットにより仕上げてましたが、先生の技術では頭髪を各ブロックに分けて櫛で毛をすくい上げて鋏の刃先を立てて毛先を切ったり、スキ鋏で毛の根元に入れてすいたりと毛の流れを作る方法で全体の8割をカットが占めるそうです。
次のパーマではジェル状の一液を全体に塗布したあと、全体にワインディングするのでなく、仕上がりを想定し部分的にロッドで巻いたり、特殊なロッドで巻いてから引き抜きカール状になった所をピンで止めたりと、場所によっては巻かない箇所もあり、二液処理では泡状の液を使ってました。プロセスタイムの間には組合員の質問に答えたり、先生のお店のパーマ料金のシステムなどのお話がありました。
その後ロッドを外しシャンプー・リンスと洗髪し、ドライヤーで乾かしウエット系のワックスを付け、手櫛でパーマの流れを作り今風の髪形に整え最後にスプレーを軽くして仕上げました。
✒広報 小泉久夫