2019年7月24日水曜日

足立支部 教育部講習会


足立支部 教育部講習会

【片側削ぎセニングを使ったセニングワーク講座】

令和元年7月19日午後8時30分より足立区梅島の「はんなりさろん和屋(なごみや)」宮崎和也氏のサロンに於いて講師・林 明大(あきひろ)先生を招き従来のセニングシザー(すき鋏)と異なる新商品の片側削ぎの出来るクイーンシザーズと命名されたセニング用シザーを使い様々なカット方法を紹介して戴きました。
当日は空模様のはっきりしない天気でしたが20名ほどの組合員の見つめる先では数種類の粗さの違うシザーを使い、先生の技術説明を交え襟足の処理から始まりました。一般的にお客様が鏡を通して見たサイド、フロント、天頂部は自分でセット出来る範囲ですが、後頭部や襟足などは見えないのでセットがおろそかになる傾向にあると。後頭部や襟足を自然な感じでまとまるような処理をして上げる事が望ましいと。
セニングする際も片側削ぎにて髪の毛を流す方向に梳いたり、髪の毛の重なりでボリュームを持たすセニングから、逆に抑える梳き方など様々な技法を説明して戴きました。
従来のセニングシザーでも技術的に困難ではないけど、このクイーンシザーズを使えばスムーズなセニング処理が可能になるかもしれません。但し導入するにはかなり高価な鋏なので十分に思案してから購入するかしないかを判断する必要があります。

✒足立支部 広報 小泉久夫