6月13日(金)8時30分より、梅島・はんなりさろん・和屋(なごみや) 宮崎和也先生のお店に於いて東京都理容組合・国際理容協会本部講師・吉岡裕輔先生を招いて、髪が固く浮き上がるサイドのハチ周りや襟足を抑える韓国発祥のダウンパーマの技術を見せて戴きました。
組合員20名が見守る中で、津山義明教育部長から先生の紹介後、青年部長・本郷晋介氏をモデルに使い施術が始まりました。耳上部のこめかみから後頭部へかけ天頂部の髪をクリップした後で、パナソニックのクリッパーに15ミリのアタッチメント(補助櫛)を付け
耳上部から後頭部にかけてカットしました。その後、カットした部分にカーリーシールと言う韓国のメーカー薬液を塗布するのですが、ロータスハイドロ・ダウンパーマ液が、かなり固めなので40グラムに対しデイリートリートメント液を10%未満を足し混ぜ合わせた液を、襟足や耳上部から下から上へ櫛でスライスして
べた塗をします。塗り終えたらパーマ用のペーパーで浮き上がりを抑え貼っていきます。第2剤や加温も必要なく自然放置で10分置きます。
プロセスタイム中や助手の施術中の前後などに先生のお店でのパーマやダウンパーマの顧客の割合や料金設定などを話されました。その後、櫛の背の部分で髪の上から下へとしごき、余分な液を取り去ります。その後にバックシャンプーにて櫛の背でしごいては上から下へと薬液を洗い流します。薬液が出なくなったら、同じようにシャンプー、トリートメントで洗い流します。その際も普通のシャンプーのように荒く洗うと仕上げた際に毛流が乱れるので、上から下へと気を付ける事が大事だそうです。その後、ドライヤーで乾かしセットしました。ダウンパーマを施した部分はアイロンで寝かしたように仕上がっていました。
他にも天頂部をつぶす施術やフロント部分を立ち上げる施術も見せて戴きましたが、紙面で紹介するには限界があるので、新しい技術を見て覚えるには講習会への参加が必要不可欠です。なお 締めの挨拶ですが田村正之支部長、他2名は西新井会館の会議と重なり欠席になり 今泉裕治総務部長にお願いしました。