采女祭は理容の業祖「采女亮藤原正之」を祭る行事で、目黒支部では支部員の浅野文五郎氏(故人)が御守りしていた江戸元禄時代の作と言われる采女様の木像をご神体とし、昭和37年より組合の行事として商売繁盛や技術の向上を願い毎年9月に行なっています。
式典は小松副支部長の司会進行で上目黒氷川神社の田中宮司により神事が執り行われ、岡式典委員長、佐藤式典実行委員長、来賓、支部員が玉ぐしを捧げました。
岡式典委員長の挨拶では古くより続く采女祭についての話や当日目黒支部として救急救命救助講習による貢献として消防署より感謝状を頂いたとの報告もありました。
当日は会場のエアコンが故障し熱気がこもる会場になってしまいましたが、災害が多い今年災害時の貢献も期待される救急救命の表彰があったというのもあり、今も避難所に避難されてる方々の事を思えば贅沢は言えないと暑さは気持ちで補いました。
采女祭後半は小宴へと移り今年も女性部による美味しい手料理が振舞われ、参加者45名歓談に花を咲かせ楽しく業祖神に感謝の宴を捧げました。
✒目黒支部 広報 高橋俊之