2017年6月2日金曜日

目黒支部 新Tokyoケア理容師認定講習

目黒支部では、新Tokyoケア理容師認定講習会を5月29日午前9時より目黒区民センター内研修室にて行ないました。
目黒区が協賛し、目黒区社会福祉協議会が後援しての認定講習会で、支部員29名が参加しました。

前半はケア理容プロジェクトチームの大桃ゆかり講師、馬場勝講師により行なわれました。
大桃講師はケア理容師が訪問理容する場合、安心安全快適な理容サービスを届けるのには、身体介護ではなくスムーズでスマートな訪問理容に心がけなければならないと、また、ヘアスタイルはお客様の希望を良く聞き生活スタイルイにあわせたデザインを心がけ、座位の時やベッド上での施術スタイルに会わせ適した器具を用意することやスペースの養生や清掃など細かいところまで丁寧に説明して頂きました。
次は馬場講師による実際に大桃講師をモデルにして施設カットにならないカットのコツを教えて頂き、前半を終了。
後半に入る時、見学に来た青木英二目黒区長が挨拶で「このケア理容師を福祉関係だけでなく、この先考えられる災害時にも役立てて頂けるようお願いします」と福祉理容券を発行している区と災害協定を結んでいる組合に協力をお願いされました。
後半は目黒ボランティアセンターの方々が講師になり、二人一組で車イス体験コースでスロープ、段差体験、また、高齢者疑似体験では、片手、片足、ベストに重りを入れて、つえ、良く見えないメガネなど疑似体験用装置を装着して高齢者の疑似体験をしました。
午後1時全講習を終了。岡支部長より受講者に「めぐろケア理容師」認定証が手渡されました。

ますます高齢者が増える時代、公衆衛生を守る理容師が訪問理容をビジネスとして捉え、高齢者や障害者が差別される事なく訪問理容サービスが受けられる事は理容師にとっても地域密着でのビジネスとして出来る事で、このケア講習は有意義なそして勉強になる講習会でした。

大桃ゆかり講師
馬場勝講師
高齢者疑似体験
認定証授与