2017年9月14日木曜日

目黒支部「環境衛生自治指導員講習会」

目黒区環境衛生協会(嘉山善夫会長)では平成29年9月4日午後7時より目黒区役所会議室において、理容を含めた環境衛生自治指導員講習会を講師に渡辺周哉氏(保健所生活衛生課環境衛生係主査)を迎えて「熊本震災から何を学ぶか」と題して行なわれました。

まず講師は熊本大震災についての概要や地震回数の特徴では震度7の地震が2回発生したことや一連の地震で震度6以上の地震が7回発生したこと、これらは観測史上初とのこと、避難者は10万人にのぼり震災直後は公衆浴場経営者による入浴サービスが行なわれたとのことでした、直後のボランティア活動ではプールの水をトイレ排水に利用したり給食や給水所のボランティアが主な事とのこと。環境衛生営業施設の災害課題では店舗での被害を最小にする、そのためには店舗の耐震化、戸棚などの固定、災害訓練実施などをして、3日分の食料、水、生活物資の補給をしておく事が大事ですと。

講師は最後に永田秀次郎(旧東京市長)の自助(人の世話にならぬよう)、互助(人の世話をするよう)、自制(報いを求すぎぬよう)の自治三決の精神をお話しになり講習会を終了しました。


✑目黒支部 広報 加藤信夫